薪ストーブ vs レンジフード
薪ストーブあるあるで最も多く語られるのが、煙の逆流ではないでしょうか。
家の中の空気は常に入れ替わっていて、入口と出口が決められています。
そこからきちんと出入りしていれば問題はありませんが、
吐き出す量(排気量)よりも、入ってくる量(給気量)が少ない時に、
本来煙を吐き出すはずの煙突から空気を吸い込んでしまい、煙が押し返されてしまいます。
家の中でもっとも吐き出す力の強いのがレンジフードです。
強運転の時などは、家にある入口からどんどん空気を取り込みます。
その時に一番大きな入口となるのが煙突なのです。
焚き始めの煙が昇る力なんてちっぽけなものなので、全然勝てません。
しかしご安心下さい。レンジフードにも色んなタイプがあり、自らが必要とする空気を自ら吸い込んでくれる賢いやつがいるんです!
同時給排タイプといいます!これを予め計画しておけば、逆流を防ぐ効果がかなり期待できます。
それでもまだ100%解決という訳ではありませんので、
事前にメーカーやストーブショップに相談し、しっかりとした換気計画をたてましょう!
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」
孫氏の兵法の一つですが、どんな事にでも当てはまりますね。
「排気量を知り、給気量を知れば、百焚危うからず!」
逆流知らずの薪ストーブライフを送りましょう!