薪ストーブ進化論
メトスの薪ストーブは暖炉進化型薪ストーブなので、
求めるものは、美しくて綺麗な事だ。
見た目が美しく、燃える炎が美しく、排出する煙も綺麗なこと。
そしてもう1つ、機能美がある。
一般的に薪ストーブでは焚き付け時に扉を少し開けて焚き始める。
最弱の排気力を少しでも助け、小さな火にめいっぱい空気を送り、炎に育てるためだ。
しかし、煙漏れや、爆ぜた火の粉の飛び出しなど、機能美としては物足りない、不満と不安がそこにはある。
しかしコンツーラの最新機種ブラギ、マーニに搭載されている新機能「ASF」はこの問題を完璧に解決させている。
常温では専用給気口を解放しておき、温度が上がるにつれてこれを自動で閉じてくれるのだ。
専用給気口が閉じても、通常の給気口は開いているので心配はいらない。
閉じた後の空気の流れは縦型特性を活かし、高効率で薪から出たガスだけを燃焼させる。
驚くべきはその美しさと容易さだ。
難しい説明は抜きにして体感して欲しいが、真下から薪に空気を送るため燃え広がりやすく、
扉を閉じているので炉内の温度が下がりにくい。これがとても重要だ。
ここから好みの炎に育てるのは手動だが、シングルレバーなので誰が扱っても同じだ。
どこまで閉じるかはその日その日で炎と対話しながらあなた好みに育てて欲しい。
そして、温度が下がればまた専用給気口が自動で開いてくれるため、就寝中など炎が消えて、
ドラフトが弱まった時でも建物の換気扇の影響を受けにくい。
導入前からの換気計画は大前提だが、より安心して使って頂けるのは間違いない。
薪ストーブは美しく、より効率的な燃焼を求めて進化して来たが、ここに確信的な機能美が備わった。
そしてこの機能、余計なものを排除してあるので、特にメンテナンスが容易である。これもまた美しい。
コンツーラには美しい炎の条件が揃っている。ある人に、薪ストーブのどこが好きですか?とたずねると、
「炎がとってもセクシーだからかな」と答えてくれた。
その人の家のリビングでは、コンツーラが煌々と燃え、囲む家族の心と体を暖めている。
一歩先の薪ストーブライフを、まずはコンツーラからね。