自分でできる!メンテナンス 南部鉄器のお手入れ編
この記事は、「薪ストーブの達人BLOG by METOS NAGOYA」 2013年8月10日に掲載された記事を再編したものです。
一部、情報が古い場合があります。予めご了承ください。
薪ストーブの良き相棒の鉄瓶。
いろいろ迷って購入し、お茶も飲めるし、
簡単な加湿器代わりとしても利用していた、南部鉄器の鉄瓶(H-158)。
使い勝手が良いので人気者。もう5年くらいかな。
じっくり使い込んだ鉄瓶。
愛着もわいてきたのに。
お水をいれて、しばらく放置し忘れてしまうと、こんなことありませんか?
赤錆(アカサビ)です。
ガーン。
後悔しきれない…。
鉄瓶って、意外と高価なのにこうなってしまったときはショックですよね…。
困った。
南部鉄器の製造元である及源鋳造株式会社さんのHPにQ&Aを見たらGOODな情報が。
よくある質問 – 鉄瓶
やっぱり、みんなよくやるのね。ちょっと安心。
誉められたことではないけど……
早速、試してみました。
■
はじめに、お湯を沸かしてお湯が赤くならなければこの工程はやらないようです。
①亀の子タワシで鉄瓶の内部をこすり、すすぎます。
②緑茶パックを2個ほど入れて、薪ストーブの天板等でくつくつ沸騰させます。
③薪ストーブの天板で一日くつくつにします!
ベルギーからはるばる海を越えてやってきてくれた、毎度おなじみドブレ760CBです。
緑茶のタンニンという成分と鉄器からの鉄分が反応し水が黒くなるらしいんです。
ホントなのかな??
④一晩おいて、翌日、鉄瓶の中のお水は真っ黒に。
うわぁああ。ホントだ。真っ黒けです!
⑤緑茶パックも真っ黒けっけ。
⑥やっぱりお水も真っ黒けっけ。
一旦、その変にあった花瓶にじょぼじょぼと。。
⑦あれれっ。
鉄瓶の内部の赤錆が少し黒くなってきましたね!
こうやってコーティングするのですね。
⑧続いて、2回戦デス。
⑨たいぶ錆が黒くなってきましたね。
この工程を気長に3晩ほど繰り返します。
大変な作業です。仕方ない、僕が悪いんだし。
⑩お湯を沸かしては捨てることを繰り返し、
お湯の色が透明になったのを確認したら、
沸かしたお湯をお飲みいただけます。
⑪かなり気の遠くなる作業でした。
こうならないように、 薪ストーブも南部鉄器も日ごろのお手入れが重要ですね。
ものは大切にしなきゃね。(←エラソーに言えないか。。)
メトス名古屋