薪が重要です!
燃焼を緻密に計算され尽くされた薪ストーブも、全ては薪に左右されます。
それは、薪を焚くから。
人も密閉された空間でなく、換気された空間がいいですよね?
コロナ渦中でも、換気と言うキーワード良く見ました。
薪も換気が重要です。
ターポリンやブルーシートなどで完全に覆ってしまうと、薪から出る汗が溜まって良くありません。
そうなんです。
薪は風通しの良い場所に保管することが大事です。
薪は地面に直接置かず、全ての面に空気が当たることが重要です。
原木を切るタイミングにもよりますが、薪を使うまで最低でも1年から1年半の乾燥期間を設けましょう。
春を2回経験した、しっかりと乾燥させた薪が一番優等生です。
ガッチリ作った薪棚に、しっかりと割った薪を並べ樹皮を下に並べ冬を待つ。
冬になったら薪と薪を叩いて、“カンカン”と甲高い音が鳴ったら準備万端。
部屋に入れるのは、翌日の分。
丸1日は部屋で薪を温めてあげましょう。
絶対に、塗装された木や薬剤を含浸させた木、合板など、薪以外は燃やさないようにして下さい!
これらは薪ストーブも台無しにして、環境破壊にもつながります。
薪なら、なんでも良い。楢に拘らない。針葉樹や広葉樹にも拘らない。
とにかく“乾燥”に拘ってください!
また自分で作った薪は、愛情たっぷり。
燃やす時に、伐採したとき、割ったとき、運んだとき、積んだとき、匂いを嗅いでみたときの記憶、全部思い出します。
薪乾燥エピソードのプレゼンや、乾燥自慢大会とか開催したいくらいです。
スウェーデンの幸せ哲学LAGOM(ラーゴム)な暮らしをコンツーラで。