まずは知っておこう!サウナルール&マナー
今回は、「さあ、サウナに挑戦しよう!」と思っているサウナビギナーさんに知っておいて欲しいサウナのルール&マナーをご紹介します。
サウナに慣れた人でもときどきうっかり忘れているこのルール、覚えておくと心地よいサウナ浴を楽しめますよ!
- *2 iki(イキ)とは、フィンランド語で「永久、永遠」を意味する言葉です。
1 サウナ前は食べ過ぎない!飲み物もノンアルコールで!
全身の血流をよくするのがサウナ浴。でも食後の満腹状態は、消化のために胃や腸が血液を必要とします。
そのためサウナで全身血流がよくなると胃腸に集まるはずの血液が拡散し、消化系がうまく働けなくなる(胃腸に負担がかかる)そうです。また、アルコールは血管拡張効果があるため、過剰に血流がよくなってしまう可能性があるため(脳内血管などに負荷がかかるため)危険。
サウナ前は、軽いおやつ程度の食事に止め、水などを飲むことで発汗による身体の水分不足に備えておきましょう。うっかり食べてしまった人は、食後1時間ほど時間を置いてから入るといいですよ。
2 金属のアクセサリーは、はずそう!
ネックレスや指輪、ピアスやイアリングなど、金属部分が身体に触れるアクセサリーは外しておきましょう。
サウナの熱い空気が金属を熱してしまい、やけど(低温やけど含む)を起こす危険があります。
60度の乾燥した空気が平気でも、60度のお湯や金属を触ると熱く感じるのが人間の身体です。ご注意を!
3 サウナベンチにはマットやタオルをしいて座るのもオススメ!
多くのサウナベンチは木製。サウナ浴中の汗がベンチにたれると、染み込んだ汗で次に座る方が不快な思いをすることもあります。
木製ベンチが過剰に水分を吸って痛むことも防げるため、心地よいキレイなサウナ室をキープできるのもメリットですね。
4 水風呂に入る前に、身体の汗を流そう!
サウナ好きには欠かせない、サウナのお楽しみ「冷水浴」。
ぜひ真似してみたい!と思うサウナビギナーに知っておいて欲しいのは「冷水浴は、じっくりと身体を温めた後に」ということ。
そして「いきなり水風呂に飛び込むのは不衛生&危険」ということです。
はやる気持ちを抑えて、まずは水(またはお湯)を桶にとり、手足の先→体幹へと徐々に水をかけてください。
そうすることで、汗を洗い流しながら、身体を徐々に水へ慣らすことができます。
話が少しそれますが、フィンランドの公共サウナでは、座るところにサウナマットとして大きめのバスタオルを敷いて寝転んだり、他の人に気を遣いつつも、自由にサウナを楽しんでる人がほとんどです。アロマオイルをサウナピローやサウナマットへ染み込ませて香りを楽しんだり、美容・健康のために天然成分のオイルやパックを直接に塗ってサウナ浴を楽しんだりする人もいます。
また、クールダウンに外へ出て外気によってゆったりクールダウンをしたり、ジャグジーでウォームアップをしたりとそれぞれが一番気持ち良いと感じるやり方でサウナを楽しんでいるようです。
サウナのマナーには他にもいろいろありますが、今日はここまで。
基本を押さえて、サウナの心地よさを堪能してくださいね!