年頭のご挨拶
新年、明けましておめでとうございます。
先ず年頭のご挨拶にあたり、 1月1日に石川県能登半島地域を震源とする地震により、犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された方々ならびにご家族、ご親族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今年の干支は甲辰(きのえたつ)です。
「甲」はその文字から、鎧や兜を連想させ、物事に対して耐え忍ぶ状態を表す文字です。
また、「甲」は十干の最初に出てくるもので、生命や物事の始まり、成長も意味します。 そして「辰」は「振るう」という文字に由来しており、自然万物が成長し、活力が旺盛になる状態を表すことから、「変革(転機)」の年と言われます。
昨年弊社は10名の新入社員を新たに迎えました。 弊社は2月に77周年に入り、新たなステージに入りますが、先代の培ってきた「安心・安全」を念頭に置いた経営を継承しつつ、フレッシュな風と共に、新たな挑戦を忘れずに精進してまいります。
【 77周年に向けたメトスの取り組み 】
①将来を見据えた第一歩
商品やサービスを提供する企業として、マーケットの変化を的確にとらえることの重要性を切に感じております。周囲の声に耳を傾け、将来を見据えた新しい事業や商品、販売網の構築に挑戦し続けたいと思います。
また、海外の動向にも目を向け、斬新なだけでなく、長く愛される商品作りに取り組んでまいります。
②人とのつながり
弊社が継続できる原動力は、「人とのつながり」です。国内外、社内外問わず、弊社製品の製造、施工、販売に関わってくださる方々がおり、商品を愛好してくださるお客様や事業パートナーがいらっしゃいます。
私たちの強みである人と人とのつながりを大切にし、お客様や事業パートナーから選ばれる存在であり続けられるように、日々精進してまいります。
③安定供給
物流の「2024年問題」は、国内外問わず、あらゆる事業の脅威です。さらに終わりの見えない円安の影響は、輸入事業に大きなダメージとなります。
調達部門のさらなる強化を図り、取引先との情報交換を密に行いながら、商品の安定供給のため、コスト面、リードタイム共に、お客様にとっての最善を尽くしたいと思います。
慌ただしく始まった新しい年ですが、大きく物事が動くと言われるこの年が、皆さまにとって「これまでの努力が実り、時代が動く転機の年」となりますことを祈念して、年頭のご挨拶と代えさせていただきます。
2024年1月5日
株式会社メトス
代表取締役社長 吉永 昌一郎