ローテク界のハイテク集団
ヨーロッパの暖炉業界のTOP集団NIBE(ニーベ)グループ。
一番重要なポストにCONTURA(コンツーラ)のブランドがあります。
薪を焚く、火は人間だけが扱ってきたエネルギー。
まさにローテク界きってのエリート“薪ストーブ”
コンツーラはローテクな薪ストーブをハイテクに仕上げています!
薪ストーブを使う上で、何が大切か?
単純に我々、薪ストーブユーザーが満足することだと思います。
じゃあそれって、何が大事なのか?
美しく燃えること
安全であること
簡単に扱えること
効果的であること
エコでクリーンな排気であること
かっこいいこと!
このような様々な課題をクリアするために、薪ストーブの燃焼は日々研究されています。
そして、薪を燃焼させる効率を高める努力もしています。
新しくラインナップに加わったC620Gブラギは、燃焼効率が86%と非常に高く、世界でもトップクラスの構造です。
燃焼は薪ストーブの給気口から入った空気が、本体内部にある空気の通路で予め余熱された状態で燃焼室に入り、燃焼室の空気と木材から出たガスを高いレベルで均一に混ぜ、燃焼します。
緻密に計算された空気は、酸素の消費を最小限に抑え、900℃にも達する高い燃焼温度になります。
その結果、薪はほぼ完全に燃え尽き少ない灰が残ります。
この時に煙突から出るガスの温度は高くて300℃くらい。
目に見えないほど綺麗で、水蒸気、二酸化炭素がメインで排気されます。
上手く焚けている人は、煙突掃除してもこれだけ?と思うような煤しか出てきません。
煙突掃除でカチカチの煤や大量の煤で、煤を落とした事にやり甲斐を感じた人は、薪の乾燥か空気調整などの使い方を見直しましょう!
物足りないくらいがいいです。
それだけでなく、薪ストーブのメンテナンスを怠ると、消耗した扉のガスケットの隙間などから空気が入り、冷えた空気が炉内に入ってしまいます。
冷えた空気は燃焼室で空気が膨張し、可燃性ガスを煙突に押し上げてしまいます。
燃焼しきれず煙突にガスが行ってしまい、温度が下がることで煙突に良くない煤が付くことになります。
単純に『すてき~』って燃えてる薪ストーブには、ハイテク集団であるメーカーの研究成果のハイテクノロジーが詰まっているのです!
使う側の我々はその『すてき~』を継続させるよう、メンテナンスをしっかり行い、しっかり乾かした薪を使いましょう!