火遊日
読み方は「ひあそび」
住宅街で敷地が狭く、薪棚があまり置けない我が家は、ストックできる薪の量にも限界があり、1シーズン分の乾燥薪+翌年以降の未乾燥薪を置けません。
なので、毎日焚く事が敵わず、平日は薪ストーブライフではありません。普通のオール電化生活です。
もちろん電化製品は便利だし、不自由はないので困ってはいませんが、やはり薪ストーブの暖かさが欲しい。目の前にあるだけに、余計に恋しいです。
しかし、そのために無理をしては楽しくないので、生活バランスを考えて、ゆっくり過ごせる日だけ火で遊び、暖まります。
私はその日のことを「火遊日」と勝手に呼んでいます。
せっかく高いお金払って設置したのにもったいない。そう言われる事もありますが、私はそうは思いません。平日使えないからこそ、火を焚いた時の楽しさや、暖かさの喜びは、何物にも替え難いものがあります。
それはとてもとても贅沢な事。
自分だけの薪ストーブだから、自分が一番幸せな使い方でいいのです。
毎日使える事も幸せ、たまに使うから感じられる事も幸せ。
薪ストーブがあれば、みんな幸せ。