「簡易サウナ設備の防火安全対策の見直し」説明会について
2025年8月5日(火)、(一社)アウトドアサウナ協会によって、会員企業向けに「簡易サウナ設備の防火安全対策の見直しに関する説明会」がオンラインで開催されました。
近年のサウナブームを背景にアウトドアサウナの設置事例が全国で増加しておりますが、これらの設備は現行の建物内設置を主に想定した消防法令上のサウナ設備の設置基準に適合しにくいといった課題がありました。
こうした中で、本説明会では、現在消防庁が現在進めている「簡易サウナ設備の防火安全対策の見直し」の内容について、消防庁予防課の川合弥生様にご説明を伺うと共に質疑応答・意見交換を行いました。消防庁からは、昨年度開催された有識者による検討会で、テント型サウナ及びバレル型サウナについて実験等による安全性の検証が行われた結果、その特性に応じた火災予防対策が取りまとめられたことについて紹介がありました。
また、この検討会のとりまとめを踏まえ、消防庁としては、一定の要件を満たした「簡易サウナ設備」については構造・材質や利用形態から低温着火は生じ難いことを考慮し、放熱設備(サウナストーブ)と周囲の可燃物との離隔距離として、可燃物が引火しない距離を保つことで足りるとする等の内容で省令改正の準備を進めていることについて説明がありました。また、質疑応答では、会員企業の質問に対して丁寧にご回答を頂きました。
弊社もアウトドアサウナの取り扱いメーカーとして、誰でもアウトドアサウナを安全かつ安全に楽しめる環境作りに向けて、持続可能で安全なサウナの普及に努めてまいります。