小さな事からコツコツと
今回は声高に語る程でもない事なので、シンプルに伝えたい。
約10年位前の薪ストーブについている灰受皿は、
ストーブ本体の金属に直接金属製の箱が乗っているので、滑りが悪く、
何より擦れる音が非常に不快だった。
これを各メーカーが解決させたのは、ガスケットロープを這わせて、滑らせるという手法だ。
正直これだけで十分解決されていると思っていた。
個人的には不満は全くない。
しかし、ホスピタリティ溢れるスウェーデン人は更に先を求めたのである。
コンツーラの新機種、ブラギとマーニに搭載された新機能「SSA」は、
ガスケットの上を滑る小さな音すら無くすため、新しい素材を採用している。
これにより滑りは格段に滑らかになり、手を伝わってくる摩擦振動も無くなった。
現状に満足せず、小さな事からコツコツと改善していく。
そんなコンツーラの作るストーブをもっと多くの人に使って欲しい。
その為にこれからも多くの魅力を語りたいと思う。