SDGsへの取り組み

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月にニューヨーク国連本部において「国連持続可能な開発サミット」が開催された際、150を超える加盟国首脳の参加のもと採択された、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている2016年から2030年までの国際目標です。

1.「あたためること」からはじまる温もりのある毎日

弊社は、「あたためること」を通し、誰もが満たされる時間とより豊かな未来のデザインを追求してきました。キーワードは、「自然との共存」です。

当社が取り扱う薪ストーブや暖炉、アウトドアサウナといった商品は、環境にやさしいだけでなく、誰もが自然と共に地球環境を感じながら楽しめるものです。遊び心あふれ、環境問題に向き合った商品の提案が、人をあたため、温もりのある毎日をつくりだすと信じています。

薪資源を活用して、環境に優しい循環型エネルギー社会を実現する

国土の3分の2を森林が覆う「山と森の国」日本。

恵まれた自然エネルギーの活用として薪を焚き、火を活用し、炎を愛でるという生活を営んできました。

弊社はSDGsの活動の一環として、地産地消、再生可能なエネルギーとしての薪の利用を推進しています。

年間15トンの地元薪の供給。クリーンエネルギーの循環と森の再生に協力しています。

弊社は全国の約100ヵ所の販売拠点を通し、薪ストーブの販売を行っています。

薪ストーブ1台販売するごとに、納入先で採れた地元の薪(国産薪)を無料提供し、年間約15t分の薪の地産地消につなげています。

また、薪ストーブをつかう人のエシカル消費に対する意識向上のため、薪火にまつわるイベントの開催や、情報発信も行っています。

2.「あたためること」が生むやさしさと豊かで健康な生活

「あたためること」は、病を遠ざけ、健全な生活を営むことに欠かせない要素です。私たち日本人の日常生活において最も身近な体を温める習慣は、入浴ではないでしょうか。入浴は、健康への効果だけでなく、コミュニケーションの創出という観点からも大切な時間です。

弊社の福祉事業部では”浴槽からケアが変わる”をコンセプトに、介護現場にとどまらず、誰もが心身ともに健やかになれる入浴環境を目指します。誰かの手助けを必要とする人も、そうでない人も、みんなが分け隔てなく使える入浴環境を提案することが、豊かで健康な生活の一部になっていくと考えています。

テントサウナを防災対策に

災害時に水を使用せず、インフラの無い中でも設けられる入浴環境として、テントサウナ®をはじめとしたアウトドアサウナを展開しています。防災対策の一環としての活動から転じて、地域の自然環境の価値を伝え、交流人口を増やすためのツールとしてのサウナの活用や、浴育・火育を目的としたイベントやセミナーの開催をしています。
(写真は山梨県・丹波山村でのサウナ催事)

福祉施設内でも「これまで通りのお風呂」に。分け隔てない入浴環境を提供

ユニバーサルデザインの浴槽・昇降機・チェアを独自開発し、全国の福祉施設に導入いただいています。(ユニバーサルデザイン介護浴槽「個粋R」)

3.「あたためる文化」から広がる国境を越えた絆

自社の輸入商材を通し、長年に渡り、海外企業とのパートナーシップを築いています。フィンランドやドイツ、エストニアではヨーロッパの温浴文化を、スウェーデンやベルギー、オーストラリアでは暖炉・薪ストーブ文化を、またデンマークをはじめとした北欧諸国では福祉国家のあり方を学んできました。海外での様々な出会いは我々に学びをもたらし、国境を越えた友情を生みます。海外の実情にも目を向け、それを日本国内で啓蒙することで、グローバルで革新的な「あたためる文化」を進化させることに貢献できると感じています。

長年に渡る海外のパートナーシップ

海外からのインターンシップ生の受け入れも積極的に行い、文化交流とパートナーシップの強化を図っています。

海外での交流の様子内容は、コラム形式で弊社HPにて公開しています。
  World Sauna Journey 世界サウナ旅

<海外パートナー提携会社>(一部)
ドブレ(ベルギー)
コンツーラ(スウェーデン)
ネクター(オーストラリア)
iki(フィンランド)
KLAFS(ドイツ)

福祉環境作りの「いま」を学ぶ

スウェーデン、フィンランドの福祉施設見学や、ユニバーサルデザイン浴槽の導入施設を取材。福祉のことを楽しく学べるコンテンツとしてもインターネットで公開しています。
(VOICE with 個粋)