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2012.10.07

『薪ストーブ イロハ講座 』 薪ストーブの設計/基本プランニング(初級)編


『薪ストーブ イロハ講座 』 ~その2~ 

薪ストーブの設計/基本プランニング(初級)編
  


新築やリフォームの際に、薪ストーブを検討する場合には、
建物の間取りやデザインと同様に、薪ストーブの設置計画も同時にしなければなりません。

やはり、『火』を扱うものですし、
住んでから、安全に、安心していただくためには、
事前の設計/プランニングがとても重要です。

まずは、建築士にしっかりと要望を伝え、相談し、
時には、薪ストーブ屋をまじえながら、事前の打合せが必要となるでしょう。

薪ストーブの本体の機種を選ぶことは、
インターネットで調べたり、本を買ったり、薪ストーブショップへ見に行ったり、
友人が使用しているものであったり、モデルルームに展示してあるものにひとめぼれしたり、
工務店や設計事務所の提案した、薪ストーブであったり、と様々です。

ですが、建築の間取りやデザインがどれも同じでないように、
薪ストーブの設置計画も様々なのです。

ワンパターンであれば簡単なんですが。。。。
なかなかそうはいきません。


薪ストーブ本体機種も、いろんなタイプや特徴があります。
このページからいろいろ選べますので参考にしてね(#^.^#)(別ウィンドーで開きます)


いろいろ調べてみて、自分の薪ストーブライフの、イメージが沸いてきたら

次に、煙突配管ルートの検討や、設置スペースのことや、炉床(ステージ)や炉壁のことなど、

いろいろなことを決めていかなければなりません。

センス良くね(^^♪


□まず設計/プランニングの手順(イメージ)を簡単にまとめました。

① 煙突のトップの形状を決める

 ⇒性能できめる

 ⇒デザイン性からきめる
  見た目の外観や、建物との相性も重要ですよね

 ⇒メンテナンス性できめる
  自分でお掃除を考えているなら、屋根の上で、作業のしやすい環境を
  高い所は、やはり恐怖心ありますので、安全を確保できるように

 ⇒建築物・屋根材との相性(納まり)からきめる
  雨漏り等がおきるような複雑な、屋根の形状や納まりでは、マズイです。。。


 ↓詳しくは、こちらへ 「薪ストーブや暖炉の煙突のお話し」編!
 


② 煙突配管ルートを決める

建物の間取り・構造を考慮しながら、効率の良い、最高の設置場所や煙突配管ルートをきめる

 建築士の間取りのコンセプトやデザインや
 構造などの技術的問題がありますので、事前に相談・確認・打合せする。
 
 ⇒煙突を屋根抜き・壁抜きにするか

 ⇒お部屋のどこに設置すると、お部屋が効率よく暖まるかを良いかをイメージする

  どの部屋まで暖まるかって気になりますよね。
  やっぱり、焚いているときは、欲張りたいし
  煙突も暖房効果を少し期待できるし

こんな暖房能力表もありますので目安にしてね(^_^)
 暖房能力表

 ⇒煙突配管ルートをなるべくシンプルに計画する

  煙突も抵抗が無いほうが、煙の排気(上昇気流/ドラフト)は良いし、
  煤(スス)も溜まりにくく、メンテナンス性も良い。
  吹抜けのお部屋で、ストレートに立上った煙突は、見ていても気持ちいい。
  但し、構造上、梁をかわしたりして、煙突が曲がってしまうケースも良くあります。
  ですから、新築での計画なら、なるべく横引き距離が短くなるように計画することが重要です。

 ⇒建物の間取り・構造・納まりも考慮する

   建物には 筋かい や 梁 など、構造上重要な部材がいっぱいあります。
   (耐震性とかは、とても重要なことですしね)
   建築の構造も、木造建築から、鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨造(S造)など 様々です。

住まいの中のポジションを考える(別ウィンドーで開きます)
 


③ 炉床・炉壁のデザインをきめる

 薪ストーブ本体は、機種にもよりますが、
 ボディの表面温度で、調子よく焚いている時は、200~300℃くらいに高温になります。(機種にもよりますが)
 ですから、お部屋が暖まる暖房となるのです。
 よって、薪ストーブ廻りを安全にする必要があるのです。

 ⇒一般的には、レンガ積みやタイル・石張り
  なかには、スチールや土間の床などいろんなデザインがあります。
  そのまま、フローリングの上に設置するのはいけません。
  壁もクロスのままではいけません。

 ⇒お部屋のインテリアや家具に併せて、デザインする
  見た目の印象はやっぱり気になりますね。

 ⇒建築士・インリアコーディネータやデザイナーに相談する
  困ったら、部屋全体のバランスやコーディネートがあるから
  相談して決めるのが一番と思います


④ 薪ストーブの機種決定をする。

 ⇒お気に入りの、薪ストーブを確認する。

 ⇒これで大丈夫かな?

 ⇒使い勝手は良いかな?

 ⇒燃焼構造はどうだろう?

 ⇒大きさもいいかな?

 ⇒お勧めは?

              etc・・・・・

2012年秋NEWモデル
ドブレヴィンテージもよろしくデス。(*^-^*)
 


⑤ 家族会議をする(^m^ )

 ⇒勝手に決めちゃ、マズイことも。

 ⇒事前に家族にも相談しましょうネ(*^^)v


⑥ 施工例をみて、再確認する(*^-^*)

 このページに施工例をたくさん用意しました。参考にしてね。


他にもたくさんありますが、
設置プラン図を簡潔にまとめました(初級者編として)。
次は少し技術的なお話です。


薪ストーブ設置に関する、建築基準法や
薪ストーブ(各メーカー)の設置基準もあるので、ご注意ください。
詳しくは事前にご相談ください。


□薪ストーブ関連 法令

建築基準法(一部を抜粋)
大きく、薪ストーブに関連するところですね。(別ウィンドーで開きます)


次に、納まり別に考えてみました
設置参考プラン図ですが、どれもよくあるパターンです。
(参考に4パターンあります)。


□雨仕舞付角トップ-ドブレ640CBJ


    □仕様
    トップ  :雨仕舞付角トップ
    配管経路 :煙突ストレート
    外部
    隠蔽部煙突:断熱二重煙突
    室内煙突 :断熱二重煙突+口元部シングル煙突
    本体   :ドブレ640CBJ

    □メモ
    薪ストーブ本体は、人気モデル ベルギーのドブレ640CBJ
    煙突トップは、角トップタイプ。
    定番のトップです。
    室内・隠蔽部煙突共、断熱二重煙突の
    最高品質の設置計画です。
    尚、炉床は、
    ケイカル板12mm下地に、タイルや石張りで
    計画したり、又は、レンガ積みなどで計画。
    炉壁は、
    空気層25mm以上を設け、レンガ積みで計画したり、
    又は、タイルや石張りでも可。
    空気層があることにより、安全性を高めています。


□囲いフラッシング-丸トップ-ドブレ640CBJ

    □仕様
    トップ  :丸トップ
    配管経路 :煙突ストレート
    外部
    隠蔽部煙突:断熱二重煙突
    室内煙突 :断熱二重煙突+口元部シングル煙突
    本体   :ドブレ640CBJ

    □メモ

    薪ストーブ本体は、人気モデル ベルギーのドブレ640CBJ
    煙突トップは、丸トップタイプ。
    屋根面に煙突囲いを立上げ、そこから煙突配管されています。
    雨仕舞やメンテナンス作業性に優れた納まりとなります。
    室内・隠蔽部煙突共、断熱二重煙突の
    最高品質の設置計画です。
    尚、炉床は、
    ケイカル板12mm下地に、タイルや石張りで
    計画したり、又は、レンガ積みなどで計画。
    炉壁は、
    空気層25mm以上を設け、レンガ積みで計画したり、
    又は、タイルや石張りでも可。



□屋根フラッシング-丸トップ-ドブレ640CBJ

    □仕様
    トップ  :丸トップ
    配管経路 :煙突ストレート
    外部
    隠蔽部煙突:断熱二重煙突
    室内煙突 :断熱二重煙突+口元部シングル煙突
    本体   :ドブレ640CBJ

    □メモ
    薪ストーブ本体は、人気モデル ベルギーのドブレ640CBJ
    煙突トップは、丸トップタイプ。
    一番シンプルな納まりとなります。
    但し、瓦の屋根や、瓦棒葺きの屋根には、納まり上、不向き(難-要検討) 
    屋根面に煙突囲いを立上げ、そこから煙突配管されています。
    雨仕舞やメンテナンス作業性に優れた納まりとなります。
    室内・隠蔽部煙突共、断熱二重煙突の
    最高品質の設置計画です。
    尚、炉床は、
    ケイカル板12mm下地に、タイルや石張りで
    計画したり、又は、レンガ積みなどで計画。
    炉壁は、
    空気層25mm以上を設け、レンガ積みで計画したり、
    又は、タイルや石張りでも可。



□壁抜き-丸トップ-ドブレ640CBJ



    □仕様
    トップ  :丸トップ-壁抜き
    配管経路 :曲り有
    外部
    隠蔽部煙突:断熱二重煙突
    室内煙突 :断熱二重煙突+口元部シングル煙突
    本体   :ドブレ640CBJ

    メモ
    薪ストーブ本体は、ベルギーのドブレ640CBJ。
    煙突トップは、メンテナンス性の良い、丸トップタイプ。
    お部屋に吹抜けが無い場合やリフォームの場合などは、
    壁抜きで煙突も計画することが多いです。
    室内・隠蔽部煙突共、断熱二重煙突の
    最高品質の設置計画です。
    尚、炉床は、
    ケイカル板12mm下地に、タイルや石張りで
    計画したり、又は、レンガ積みなどで計画。
    炉壁は、
    空気層25mm以上を設け、レンガ積みで計画したり、
    又は、タイルや石張りでも可。



こんな感じで、
薪ストーブの設置計画を検討してください。
新築やリフォームなど、薪ストーブの機種を選ぶのと同じで煙突配管ルートの計画はとても重要となります。

詳しいことは、メトスの営業所特約店へお問い合わせください。


『薪ストーブ イロハ講座 』 ~その2~ 

薪ストーブの設計/基本プランニング編(初級編)でした。

ありがとうございました。