How to アウフグース

How to アウフグース

「○時○分より、サウナ室においてアウフグースを行います。尚、室内に新鮮な空気を取り入れるため、ただいまより○分間、サウナ室の扉を開けさせていただきます」
※ドイツでは一般的に、10分程の換気の後でアウフグースを行っています。





「ただいまからドイツ式アウフグースを行います。
担当はわたくし○○が務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いします」
「さて、アウフグースとは、熱した石に水をかけて発生させた蒸気を、全身で浴びて楽しむものです。
私たち専門スタッフがタオルで風を起こし、室内を蒸気で満たし、また皆さまに熱気を含む風を送ります。
このサービスは、フィンランドで生まれたロウリュ浴がドイツに広まり、さらにエンターテイメント性を加えることにより完成されたものです。
これから約○分間に渡りアウフグースを行います。皆さまごゆっくりお楽しみください。
途中、気分の悪くなった方は速やかに手を上げてご退出ください。
一度退出された場合、再入場はご遠慮いただいておりますことをご了承ください」
「尚、アウフグースを終了した際に拍手をしていただくことがありますが、サウナ室内での拍手は汗が飛び散る可能性があります。拍手の替わりに、ゲンコツでベンチを叩いてくださりますようお願いします。
本場ドイツでも、それが拍手代わりとなっています」



「ではこれから、蒸気を発生させてまいります。本日使用します芳香液は、○○○(香りの種類)の香りです。
アウフグースによって室内いっぱいに広がる香りをお楽しみください 」















「これでアウフグースを終了させていただきます。
満足いただけましたお客様は、ゲンコツでベンチを叩いていただけますでしょうか」
「ご満足いただきありがとうございました」
「尚、終了にあたり、水風呂に入られる方も多いと思います。
その際は、先に一旦、シャワー又は掛け湯で汗を流していただき、
その後で、つま先からゆっくりと水風呂へお入りください」
「またアウフグースはたくさん汗をかきますので、水分不足となります。
終了後は、水分やビタミンC,ミネラルなどを補給し、ゆっくりとご休息ください」
「次回○時○分よりアウフグースを行います。お時間に余裕のある方は、ぜひお楽しみください」

日本の施設では、ikiサウナによるドイツ式アウフグースを「アウフグース」「ロウリュ」と様々な呼び方をしています。
ikiサウナによるドイツ式アウフグースの理想的なセット回数、水の掛ける回数や量は、サウナ室の大きさ、高さ、温度等の条件によって変わります。
日本では、施設ごとににいちばん適した方法を研究し行っています。
ikiサウナによるドイツ式アウフグースを行う係員の体力消耗は、フィンランド式ロウリュよりも激しいものです。
そのため日本では、ドイツ式アウフグースとフィンランド式ロウリュ(全く扇がない)を1時間おきに実施するなど、適度な間隔をあけて行います。尚、ドイツでも係員の体力消耗を考え、平均2時間間隔で行っています。