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暖炉・薪ストーブコラム『炎の伝道士、かく語りき』

第24回:夏下冬上(かかとうじょう)

暖炉・薪ストーブコラム イメージ炊く前には米といい、炊き上がると感謝の気持ちをこめて「御飯」という。米を主食とする日本人にとって、火は生活に欠かせないものであり、ありがたさと同時に扱い方をひとつ間違えば、すべてを焼き尽くし、灰にしてしまう恐ろしいものであると感じていた。かつては、通年火を使う台所には、どの家庭にも荒神様が祀られていた。この神様は奥津比売(オキツヒメ)といい、かまどの神様として信仰されている女神であり、穢れたことを忌み嫌い、ひとたび意に反するような行ないをしたならば、怒りを露わにし、祟りをなすといわれている。これって、神様?かみさん?という感じであるが、この激しい性格から荒神と呼ばれているそうである。

かまどの両脇に大きめの薪を置き、手前に少し短い薪を数本渡し、釜に直接あたる火の形を想像しながら小枝や細い薪をくべ着火、火に勢いがついたところで太い薪をくべる。途中で火が消えそうになれば、火吹き竹で空気を送り込みまた勢いをつける。強火で一気に炊き上げ、火をおとし、蒸らし、お櫃へと移す。これを毎日おこなうとなれば、食事のありがたさは、現代とはくらべものにならないものであったにちがいない。季節、気候、その日の薪の状態により火加減も変わり、炊き上がりにも影響がでてくる。そのため、薪火や炭火をだれもが上手におこすことができるようにするための口伝がある。

「夏下冬上(かかとうじょう)」 夏は下から冬は上から火をおこすと良いというのである。夏の火は「暑い、暑い」といって外へと出て行きたがり、冬は「寒い、寒い」といって中へと入りたがるからだと伝えられている。夏は上昇気流、冬は下降気流が発生するためともいわれているが、科学的根拠があるわけではない。暖炉、薪ストーブでも最近は焚きつけ薪を上に置き、着火する方が多くなってきている。 秋の足音がだんだんと大きくなってきています。今シーズンの焚き始めは、焚きつけ薪を上にするか、それとも下にするか、夏でもない、冬でもないこの時期は、少々迷うところである。ひとりで判断して、意に反する行ないをしないよう、奥様の協力を得てください。「かかあ、登場!」が重要である。

 

イメージ 著者紹介
著者:岩崎秀明
株式会社メトスが誇る、炎の伝道士。
豊富な知識とこだわりを持って、暖炉および薪ストーブの普及に励んでいる。

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