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暖炉・薪ストーブコラム『炎の伝道士、かく語りき』

第12回:火はおもてなし

万物は、「木、火、土、金、水」の五つの基本物質からできているという五行説では、火は夏の象徴であるとされている。

イラスト夏の火といえば夜空を彩る花火、お盆の迎え火、送り火がある。花火の発祥は、イタリアのフィレンツェ。14世紀、キリスト教の祝祭で人形が火を噴く花火が登場。これが近代花火のはじまりといわれている。日本では諸説あるものの、1589年に伊達政宗が鑑賞したのが最初であるようだ。1613年には、駿府城を訪れたイギリス国王の使者ジョン・セーリスが城の二の丸で花火を披露。徳川家康が鑑賞したことから、諸国の大名の間に知れ渡り、多くの花火師や花火売りが登場しはじめ、次第に庶民の間にも広まっていった。「玉屋~」「鍵屋~」と歓声のあがる花火大会は、1732年におこなわれた両国花火大会(現在の隅田川花火大会)が最初である。前の年の大飢饉や疫病で多くの死者が出て、その霊を慰め供養する水神祭が開かれた際に、20発の花火が打ち上げられた。迎え火として花火が用いられたのである。

迎え火は、地方によりオガラ(麻の茎)や麦わら、樺の皮などを焚き、感謝の気持ちで先祖の霊を迎えるためのものである。お客を迎え入れるときの火もまた迎え火である。火はまさに心のおもてなしとして使われているのである。

岐阜県郡上市の千葉孫兵衛さん宅にあるいろりの火は、明宝の火種といわれている。「火を絶やさず、代々伝えてくりょ」という先祖の言葉を受け入れ、家を守り、火を守り刻々と形を変えながら790年もの間、燃え続けている。鎌倉幕府、時の執権北条義時の時代に火打石で点火された火である。先祖のため、また客人のために季節を問わず燃え続けている。機会があればご覧になっていただきたい。

火は、季節や場面によって見え方、感じ方が違ってくる。今年も多くの場所で様々な想いを込めて迎え火が焚かれ、花火も打ち上げられる。これまでとは違う、夏の火を感じていただきたい。


イメージ 著者紹介
著者:岩崎秀明
株式会社メトスが誇る、炎の伝道士。
豊富な知識とこだわりを持って、暖炉および薪ストーブの普及に励んでいる。

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