ドブレ ヴィンテージ50  /DOVRE VINTAGE 50

ドブレ ヴィンテージ50  /DOVRE VINTAGE 50

始めにドブレヴィンテージ兄弟を紹介しましょう。

 

ヴィンテージ50と35のドブレブラックが9月から発売ラインナップ機種となります。
メトスナゴヤのヴィンテージ50は、なんとエナメルグリーン(空豆色?)なんです。
こんなにPOPでキュートなバージョンもあるんです。(受注輸入対応品となります)


■フォルム 
 
 □立ち姿

  見た瞬間、心を奪われてしまいました。
  VINTAGEとはよくいったものです。
  このフォルムに懐かしさを覚える方も多いのではないでしょうか?


□正面扉

  大きな耐熱ガラスは鋳物扉枠に対して外側付です。
  ヴィンテージをより鮮烈に印象づけてくれる顔となっています。

□取手
  ステンレスの無垢材を球体に削り出しています。
  40mmφはとても握りやすく、ユニバーサルデザインを踏襲しています。
  (誰ですか?ドラエモンのシッポなんて言う人は・・・・(笑))
 
□大きな炉(燃焼室)

  炉内有効寸法 W560mm×D280mm×H260mm(中心部)
  50cm超の薪でも余裕で投入することができます。
 
□炉の構成

  炉内は背面・側面・バッフル部 4面が肉厚のバーミキュライト。
  底面は鋳物のグレートで構成されています。
  まるで寄木細工のように組み合わさっています。
  (バッフルにいたっては、厚みt=50mm以上あります。)
 

 


□扉

 
ラッチ式です。取っ手・扉・ラッチの食込む感触・質感がすごく心地良いので、扉の開閉が楽しくなります。


□脚
 
  一見、華奢に見えますが、鋳物素材で堅牢です。つま先は、取っ手と同じく
  ステンレスの削り出し、セパレートパーツでレベル調整が可能です。銀のソックスを履いているみたいです。
機能とデザインの調和がお見事です。
  (こんな手間なこと思いついて、実践しちゃうドブレ社ってちょっと素敵ね)


□給気レバー

A、正面左側 下部レバー 
    炉床ロストルから流入する給気ラインです。
    6時の位置が開・9時の位置が閉です。

  B、正面右側 下部レバー
    背面AIRチャンネルを経由し、炉の正面上部からエアーカーテンとなって流入する給気ラインです。
    6時の位置が開・3時の位置が閉です。

インナートップの突起部は炉内へ給気する空気の温度を熱するためのHEX(熱交換)の役割です。  


□2次燃焼用給気ライン

  ・炉内背面には、二次燃焼用の給気孔ライン19孔と、背面エアーチャンネル経由の2孔が見えます。


□灰受け 

  ヴィンテージの灰受けはロストルの下に内臓されています。
  小さなトレイです
  (灰受けトレイ寸法 W250mm×D280mm×H20mm)
 
ヴィンテージの「フォルム」と「灰受け」という機能を両立させるために、ギリギリまで考えた抜いた
  デザイナーと設計者の心意気が伝わってきます。

  小ぶりな分、取りまわしがいいんです。

 
■ドブレヴィンテージ 火入れ式

 ①薪をくべる。

  細ナラ薪(120φ4分割わり 程度 長さ38センチ)4本

  スギ板の木端
  ライトバグ 3粒


 ②給気ラインの確認

  給気レバーAとBを6時の位置にします。(給気 開)


 ③着火。

  炉にかざした、ライターの火はバタツキもなく上を向いています。煙突排気系統ドラフトに異常はありません。

  では、着火作業に入ります。


 

 ④扉を閉めて、火が廻るのを待ちましょう。


⑤10分もすると瞬く間に大きな火炎になりました。うんいい感じ(^^)。


⑥中薪を3本(150φ2分割わり 長さ38cm)追加し、焚きあげていきます。


⑦着火から30分もすると、天板部で*200℃~250℃度まで到達しました。


  (*温度はデジタルレーザー測定器で計測)

  炉内へ流入させる空気を、HEX(写真015)で高温で流入させる仕組みと
  炉内4面が、肉厚のバーミキュライトで構成さるているため、炉内を
  高温に保持することができ、温度の立ち上がりが早いです。
  燃焼効率84.2%というスペックもうなずけます。


⑧給気レバーAを9時の位置(閉)、給気レバーBを3時の位置に操作してみます。

 
 
  炉内の炎の表情がガラリと変化します。
 

 
⑨給気レバーA・Bの操作により、瞬時に炎の表情が反応します。


    エクセレント! 

 

そして、ギアの原理(シンプルかつメンテナンス性良し)を採用したことで、
 
  給気レバーの操作感覚はすごく精緻です。
  
「開」か「閉」かという二者選択ではなく、炉内で繰り広げられる『変幻自在な2次燃焼の炎のゆらぎ』を

  楽しんでいいただく操作をお勧めします。


■ヴィンテージ50で もっと遊びたくなってきました。

  メトスナゴヤのマスコット トントゥ君(フィンランドの森の妖精)・ポット・エコファン
  いろいろ乗せてみたくなりました。
  今日のアロマは「マンドレンジ」にいたしませう。


  天板部温度は250℃超で巡航運転中です。エコファンは"くるくると全開"トップギアです。

  ポットの湯は沸立っています。

■ヴィンテージの煙突接続方法は、天板上接続と背面後ろ接続のいずれかを選ぶことができます。
 
  天板上接続の場合の天板の有効スペースを感覚的に見てみましょう。


Staub ココット・ラウンド鍋220φ 2個&トントゥ&1.2Lポット ※天板は緩やかな曲線ラインです。

⑪ 着火からちょうど2時間たちました。薪も老境に入っててきましたね。

  (普段の感覚からすると立ち上がりと火持ちがイイように感じます)
   天板温度 180℃
 


⑫ この感じ。ピザを焼くには最高の熾き火ですね。・・・この熾火ならあと1時間は遊べます。
 
  ピアット&三脚ゴトクをいれてみました。

 
(もちろん、この後に、「ゴン太薪」を投入して、もっと暖まっていただいてもいいですよ・・。)

■感想

■ヴィンテージ・シリーズには、50・35・30 3つのサイズがあります。(投入できる薪の長さを表しています)

 今回は、ひと足お先に、50型のインプレッションをしました。

 名前こそ、VINTAGEですがその内部構造は、進化するドブレ社、先端の燃焼技術が随所に採用されており。
 
 『ソウ!コレなんだよ!』『コレ!こう来たかぁ!』

 『ココ、こうしたらどうだろう?ドブレ社に提案してみようよ。ウン。』
 
  ノスタルジックなフォルムとは裏腹に、ドブレの進取の職人魂に、喧々諤々。スタッフ一同興奮状態でした。
 
 『ドブレ・ヴィンテージ徹底解剖の巻』も同時執筆中です。合わせてご覧下さい。

        by メトスナゴヤ ドブレ班 カッパ組

         special thanks  
           伝兵衛商店 Mr.高橋
           ショルン Mr.西川
           薪ストーブメンテナンス Mr.小野沢

                               

■ドブレ ヴィンテージ50 基本データ
 ・ベルギー Dovre社製
 ・最高出力 11.0kw(9,460kcal/h)
 ・熱効率  84.2%
 ・暖房目安 46㎡ (日本ガス機器工業会基準換算)
       145㎡ (USA基準換算)
       127㎡ (EU基準換算)
 ・燃焼方法 クリーンバーン方式 
 ・材質   鋳物
 ・扉    正面(開口W550mm×H190mm ログガード上端より))
       
 ・炉内   W560mm×D280mm×H260mm(中心部)
       耐火レンガ(バーミキュライト)装備
 ・薪最長  50cm超
 ・窓    窓ガラス部  W640mm×H460mm
 ・背面   リアヒートシールド標準装備
 ・給気   外気取り入れ機能有り 給気アダプタ 外径96mmφ 内径88mmφ
 ・天板   天板部2重構造 天板部 平均到達温度帯 200℃~280℃
 ・     天板のスペース (記事参照)
 ・灰受け  灰受けトレイ寸法
       W250mm×D280mm×H20mm
 ・本体寸法 W690mm×D445mm×H690mm (肩部H=670mm)
 ・重量   155kg
 ・煙突径  150φ
 ・接続   上部取り出し又は背面取り出し
 ・色    ドブレブラック※
 ・価格   \460,000(税抜)

       
※記事中 ヴィンテージ50 エナメルグリーン仕様は受注輸入品です。

※価格はすべて税別です。