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2017.07.28

Contura社の新製品/Ci51 Fika(フィーカ)

 

今日は、7月28日に発表されたMaid in Swedenの傑作、Contura Ci51 Fika(フィーカ)のご紹介です。

■ Ska vi Fika ? スカ ヴィ フィーカ?(お茶しませんか?)

コーヒーを飲むことを意味するFika(フィーカ)は食事と同じようになくてはならないもので、
「フィーカのない人生は考えられない」とも言われています。

友人や家族、落ち着いた時間を大切ににするスウェーデンの素敵な文化です。

 

■ 進化した「フリースタンディング 暖炉」

本体の奥行はわずか500mm。壁面に直接設置が可能です。

3面開口のグラスドアとデザインされたシルエットは 壁面に設置しても圧迫感なく洗練された「暖炉」空間を演出してくれます。

それでは、Contura班 カッパ組のみなさんにレポートしてもらいましょう。


■ 美しさと使いやすさをデザインしたグラスドア

グラスドアは上下に開閉、滑車機構でグラスドアと錘で重量が均衡していますので任意の位置で留まります。

これはなかなか「ハンサム」ですよ。

 

 

■ ガラス内側をお掃除するための工夫。

両サイドのグラスドアを片開き出来る機構なので、ガラスのお掃除も簡単です。

○印3か所のロックをはずします。

 

①側面 上部 奥 ②側面 上部 手前 ③側面 下部 手前



ガラスの内部を拭くときは

こんなふうにお掃除すればいいのね。フキフキ。

 

■ 4段階の給気コントロールレバー

写真をご覧ください。○○○ ○○ ○ ーと刻印がありますよ?

○○○~○までは無段階で、炉内への加給をバランスよく供給するんですね。

簡単に図解するとこんな感じでしょうか。

炉床下部よりダイレクトに加給、
プレヒートされ各部位へ加給気。
エアーカーテンとなって炉内と2次燃焼用7孔に加給。

 

■ ー刻印のモードとは

炉内への加給をシャットアウトする全閉モードです。

これは、シーズンオフ(暖炉を使用しない期間)に加給ラインを全閉モードにすることで 煙突内への空気の流入や、室内の暖気の流出を防止するためのモードです。

給気を遮断して消火を促すためではありません。

炉内で火を扱っているときに全閉モードにすることはご法度ですので注意してくださいね。

■ Conturaの設計思想

Conturaでは、現代の住環境は計画換気設計が実施され(日本でいう第三種換気)

室内が計画換気の範囲内で負圧になることを前提に設計しています。

炉の気密性と給気の取り入れ、加給のバランスはまさに「キモ」で、

北欧スカンジナビアの厳しい冬を快適に暮らすための知恵と経験が

あますことなくCi51フィーカの設計に反映されているのです。

 

■ パワーストーンが標準装備

フハっ!なんとCi51フィーカは、熱を蓄熱するためのパワーストーンが標準装備なんです。

頭が混乱してきましたよ。

Ci51フィーカの「進化したフリースタンディング暖炉」というのはフリースタンディングの「薪ストーブ」のような利便さと、洗練された「暖炉」のような立ち姿。

そして、「メンスンリーヒータ」のような蓄熱暖房の要素まで兼ね備えているんですね。

 

■ 主要部位 温度帯

図及び写真は、薪3kg/hを給気全開で4時間燃焼したときに計測したデータです。

このときのパワーストーン深部の温度は180℃を記録しています。

まろやかな輻射熱が一晩つづきます。

 

■ Ci51フィーカを楽しむための基礎情報

■ 薪の投入量

薪は1時間あたり約3kgを投入してください。

大きな炉だからといって薪を目いっぱい詰め込んでしまってはいけません。

 

■ 灰は毎日お掃除しましょう。

写真は3kg/hの薪を、6時間、燃焼させた後の炉内の灰です。

サラサラ灰 スクリュバーでゴトク下の
灰受けバケットに
灰を落とします。
ゴトクを持ち上げて、
灰の溜まった灰受けバケットを
取り外してください。

■ サラサラ・きれいな灰

18kg(3kg/h×6時間)の薪を燃やして、350gのきれいな灰がのこりました。

<灰受けバケットとレトロな秤>

話が脱線しますが、この秤いいでしょ。

いつもお世話になっている16代目当主、藤田さん家の納屋からお借りしてきました。

1gから500kgまで量れるんです。昔の道具はよくできているなぁ。

 

■ Contura Fikaのシルクファイヤーをお楽しみください。

燃焼動画

■ おわりに 

大きな炉・3面開口・上下スライド式のグラスドア・150φ煙突・3kg/hの薪投入。

パワーストーンによる蓄熱・全閉モードの採用・フリースタンディングの設計。

これらのキーワードが見事にリンクして、現代の住宅、住環境にマッチした製品創りが見事です。

”進化した「暖炉」を楽しんでいただきたい” そんなコンセプトの「フリースタンディング暖炉 Fika」です。

Ska vi Fika?

(By Contura班 カッパ組)

 

■ スペック表&注釈付

Contura Ci51 Fika(フィーカ)についての価格などは、メトスサイトをご覧ください。

http://metos.co.jp/products/kamin/builtin/contura/ci51fika.html