ドブレ500G ・ ドブレ350CB / Dovre500G・350CB
■コンパクトな薪ストーブ (ドブレ500G/ドブレ350CB)
ノルウェーで生まれ、ベルギーで育ち、欧米中心に愛され続けているドブレ社。
ドブレ社の薪ストーブには数十種類のモデルがあり、
Traditional Stoves(伝統的)とContemporary Stoves(現代的)の2タイプに分けられている。
現在、日本で輸入販売されてるものはその中でも限られてくるが、ドブレ760CB/640CBや700SL・500G などの薪ストーブをTraditional Stoves 。
ドブレアストロラインやペガサスCB3・ペガサスCB4・ドブレ350CB・350CBSC(ソープストーンモデル)・360CBなどはContemporary Stoves と呼ばれている。
今回、Traditional Stovesからは、ドブレ500G。
Contemporary Stovesからは、ドブレ350CB をピックアップして、コンパクトタイプの薪ストーブの魅力について両者を、メトス名古屋なりに独自に比較・検証してみた。
ぜひ、納入計画の参考にしてもらいたいと思う。(ドブレ350CBはソープストーンモデルもある)

ドブレ500G(写真左)・350CB(写真右)
■コンパクトである魅力
コンパクトでも薪ストーブは暖かい。
鋳物製の薪ストーブは、熱を蓄熱する効果と遠赤外線を輻射する効果があるので、その暖かさがとても心地よい。
また、どんな薪ストーブでも家にあれば、食後や週末の家族団欒の際に、炎に触れ、薪をくべたり、暖かさを感じたりと、楽しさも同時に味わうことができる。
だから、薪ストーブのおきまりの設置場所は、家族の集まる場所になることが多く、リビングやダイニングに設置するのが定番となる。
また、新築やリフォームの際に薪ストーブの納入を計画した場合には、間取りや動線の都合もあるから、薪ストーブの設置スペースのことも重要になってくるし、予算の心配もある。
どんな薪ストーブでも、大は小を兼ねるとは言えないし、デザインや性能を重視に重点をおくことも否定できない。
ただ、そのユーザーにベストな薪ストーブを選んでもらいたい。このドブレ500Gやドブレ350CBにはコンパクトでも、薪ストーブだからこその魅力がある。
その魅力を今回、少しでも伝えることができればと思う
■比較
まずは、カタログ上のスペックから比較してみる。
両者を比較すると、ドブレ350CBのほうがややコンパクトな印象がある。

ドブレ500G
■ドブレ500G(Dovre500G)
□燃焼方式 クリーンバーニング方式
□材質 鋳物製
□扉位置 正面
□給気調整レバー 2ケ所(1次側はダイヤル式/2次側はレバー式)
□灰受け 有り(標準)
□ヒートシールド 有り(標準)
□薪長さ 35cmがベスト(MAX40cmまで可能)
□接続煙突径 150Φ
□口元 K-DV400B / 背面抜口元 K-DVR400B
□最高出力 10.0kw(8,600kcal/h)
□炉開口寸法 W380×H200mm
□本体寸法 W585×D470×H790mm
□本体重量 112kg
□本体色 ドブレブラック
□販売価格 ¥273,000(税込)(本体価格¥260,000)
□暖房面積目安 約26畳
□外気取入機能 -

ドブレ350CB
■ドブレ350CB(Dovre350CB)
□燃焼方式 クリーンバーニング方式
□材質 鋳物製
□扉位置 正面
□給気調整レバー 2ケ所(1次.2次側共 レバー式)
□灰受け 有り(標準)
□ヒートシールド 有り(標準)
□薪長さ 30cmがベスト(MAX35cmまで可能)
□接続煙突径 150Φ
□口元 K-DV350B
□最高出力 8.0kw(6,880kcal/h)
□炉開口寸法 W348×H190mm
□本体寸法 W430×D475×H720mm
□本体重量 95kg
□本体色 ドブレブラック
□販売価格 ¥246,750(税込)(本体価格¥235,000)
□暖房面積目安 約21畳
□外気取入機能 -
※注)
給気システム
専用の外気取入キットは無となるが、
高気密・高断熱住宅の場合は、
薪ストーブ本体の燃焼用空気取入口付近に
このような レジスター付の給気ガラリを利用して、外気を取入れると良いだろう。
■デザイン
ドブレ500G
伝統的デザインを継承しつつも、丸みを加えられたコンパクトなフォルム。
そのシンプルで調和のとれたデザインが好まれている。
ドブレ350CB
直線的でスタイリッシュ、さらにコンパクト。
リビングにもさりげなく調和するデザインなのが特徴。
大きな窓により、揺れ動く薪ストーブの炎を存分に楽しめる。
クラシックモダンな空間を演出したい方におすすめ。
■性能・特徴
ドブレ500G・350CBの特徴は、
「鋳物製の薪ストーブ」
「コンパクトでシンプルなデザイン」
「コストパフォーマンス」
「クリーンバーニング方式」が大きなポイント。
どちらのタイプも、炎が良く見えるシンプルな耐熱ガラス窓から、
見える炎は格別であるし、ドブレ独自のクリーンバーニング方式が演出するなめらかな炎は、
燃費に関しても心強く、暖かい。
バッフルプレート(BAFFLE PLATE)
このバッフルプレートにゆるやかな曲線を沿うように炎・煙が流れ
一瞬速度の鈍った排気ガスに、新鮮で熱せられたエアを供給することによって再燃焼し、
ドブレ500G・ドブレ350CBの美しい炎をうみだすシステムなのだ。
これば、クリーンバーニング方式の最大の特徴であるし、
もちろん薪の燃費や効率にも影響する重要なパーツとなる。
バーミキュライト(VERMICULITE)
炉内は軽量のバーミキュライトといわれるもので保護されている。
炉内の保護はもちろん、断熱性にも優れている。
もちろん簡単に交換可能だ。
交換は簡単なので消耗品として薪ストーブユーザー自身で交換して欲しい。
■使い勝手/給気
薪の投入は正面のみ
灰受けトレーに仕様に少し違いがあり、
ドブレ500Gは、専用の灰受け扉がある。
ドブレ350CBは専用の灰受け扉は無く、インナータイプとなっている。
使い勝手はどちらも、シンプルで分かりやすくなっている。
給気レバーの開閉とダイヤルの調整で1次側/2次側のエアの取入れ具合を調整する。
■価格
鋳物製のクリーンバーニング方式の薪ストーブで、
コストパフォーマンスでは20万円台で、お手ごろな価格も魅力。
※煙突・工事費は別途(要見積)
■薪ストーブクッキング
ドブレ500G/ドブレ350CBの炉内はそれほど、広いほうとは言えないが、
熾き火をつくり、このようなピアット(F-464)を炉内で使えば、
薪ストーブ料理の定番のピザなども手軽に楽しめる。
いろんな薪ストーブクッキングをぜひ挑戦してもらいたいと思う。
□ドブレ500G推奨アイテム
トッププレート(天板)には
トリベット(各種)・やかん(H-158)・キャセロールラウンド(F-417)・キャセロールオーバル(F-418)などがお勧め。
トリベット


鉄瓶肌仕上 丸型 H-158

キャセロールラウンドF-417

キャセロールオーバルF-418
炉内には
ピアット(F-464)

□ドブレ350CB推奨アイテム
トッププレート(天板)には
トリベット(各種)・やかん(H-158)・ストウブ ピコココットラウンド(220Φ)などがお勧め。
トリペット


鉄瓶肌仕上 丸型 H-158
Cocotte Ovale (ピコ・ココット ラウンド)
ストウブの定番商品である、



クリスマスやお誕生日やサプライズに、カラーコーン(S30991)・ギフトバスケット(SGB)

■設置スペース
コンパクトな薪ストーブなので、設置スペースの問題も簡単に解決。
メトスチムニー断熱二重煙突を使用した場合の参考値。
薪ストーブ背面から、レンガ・タイル壁面までの距離(最小寸法値)。
■メンテナンスや消耗品パーツとして
ガスケットロープやドブレ専用ガスケットセメント・ドブレ専用塗料などがある。
また、鋳物の錆止め・保護には市販のCRCを使用すると良い。
左からガラスクリーナS82¥2,520、ガラス磨きS84\1,890、ドブレ純正スプレーLAKTB\5,775、
黒耐熱スプレー\2,310、CRC(参考)、ドブレSKサービスキット\5,670(ガスケットロープ8φ×5m・セメント)、
ドブレセメントカップ(参考)
ドブレ500G ガスケットロープ
ドアガラス 6mmΦ x1.1m
ドア 8mmΦ x1.4m
灰受けドア 8mmΦ x1.1m
ドブレ350CB ガスケットロープ
インナートッププレート 8mmΦ x1.6m
ドアガラス 6mmΦ x1.3m
ドア 8mmΦ x1.9m

■魅力
コンパクトな薪ストーブだけど、火を扱う楽しみを改めて感じさせてくれるモデル。
「使い勝手」「スペック」「品質」そして「デザイン」が高次元で調和しており
大変優れた薪ストーブということができる。
火を扱う楽しさは、どんな薪ストーブでも共通の楽しみである。
※注)ドブレ社(ベルギ-)の諸事情によりパーツ類の仕様や寸法等は予告なく変更する場合があります。
あらかじめご了承願います。






