ホーム > Features > Owner's voice > とよだみきさん



とよだみき
景観デザイナー
二十年以上も薪の暖炉を使ってきて、私が実感しているのは、薪の暖炉には他の暖房器具では味わえない“視覚的な暖かさ”があるということでしょうか。ゆらゆらと揺れる炎がオブジェとなって、部屋の中には柔らかい光と影が広がって……。時間を忘れて暖炉の前でワインを嗜んでみたり物思いに更けてみたり、ちょっとロマンチックで贅沢な時間の過ごし方が楽しめる、それが薪の暖炉のいちばんの魅力になっています。
私は住宅の設計を仕事にしていますが、中には「小さい子供がいる家庭では、暖炉は危ないんじゃないかしら」というお客さまもいらっしゃいます。そんな時、私は、暖炉は決して危険な暖房器具ではないことと、正しい火の知識や扱い方を実体験として学ぶことも大切な情操教育の一環であることを、私の体験からお話しています。もちろん現在の暖炉が、機能面でも安全面でも他の暖房器具に劣らず優れているから自信を持って言えることですが、実際に暖炉を設置した人たちからは、「いつも誰かしら暖炉のそばにいて“薪当番”を楽しんでいます」という声もたくさんいただいています。
薪の暖炉を選ぶ時は、いわゆる暖房器具としての機能だけではなく、魅力的な生活空間を演出する照明器具やインテリアとしての役割も併せて検討してみたいもの。その点、私のお気に入りのアムスなどは、最新の暖炉の中でもデザイン性に優れていて、しかも取り扱いやメンテナンスが簡単で、どんなインテリアにも合わせやすい点でとても便利です。
(とよだみき・景観デザイナー)
次へ »