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暖炉・薪ストーブコラム『炎の伝道士、かく語りき』

第23回:木こりのロウソク

暖炉・薪ストーブコラム イメージ夕暮れ時に浮かび上がる「木こりのロウソク」の炎は美しい。丸太を垂直に立て、十文字にすき間をつくり、向かい合う面同士が熱を伝え、すき間から入り込む新鮮空気と上昇気流によってロウソクのように燃え続けてくれる。その発祥はフィンランドで、ヤトカンキュンテラとよばれている。森と湖の国フィンランド、北部ラップランド地方にロヴァエミという街がある。サンタクロース村に程近く、オウナス川とケミ川というふたつの川が流れている。冬は厚い氷を張り、歩いて渡ることもでき、オーロラ見物のスポットとしても知られている。この川の合流付近に架かるのが街の象徴にもなっているヤトカンキュンテラ橋である。木こりのロウソクをモチーフにつくられ、フィンランド最古の斜張橋である。美しく伸びる2本の塔の上には、まさにロウソクのような灯りがともり、白く染まった厳寒の風景に幻想的なぬくもりを感じさせてくれる。

かつて原生林だったフィンランドの森は、いまでは、ほとんどすべてが人の手によって育てられている植林である。現在6000人いる木こりは、全員が森林管理局に所属する公務員となり、大切な資源を国、木こり、国民みんなで守り続けている。木は長く同じ場所に居続け、いろいろなものを見続けていることに価値があり、そこには精霊が宿っていると信じられている。倒木は片付けることなく、昆虫たちの棲家とし、木こりが木を伐る際には、まず斧で2、3回たたいてからを伐るのが、慣わしとなっている。たたくことにより、精霊たちに伐ることを伝え、そこから逃げていっていただくためである。その切り株の心材が腐り、穴があいたところに乾いた白樺の樹皮を詰め、暖を取るための焚き火をしたのが、木こりのロウソクの原型であるといわれている。丸太を使った木こりのロウソクはクリスマスやお祝いのイベントでの灯かり、道標、キャンプなどでいまでもよく使われている。自然のさまざまなものに神が宿ると信じているのは日本も同様である。火には穢れを浄化し、身を守ってくれる力があると古代の人たちは感じていた。そのエネルギーがあふれている木がヒノキ、つまり火の木であると信じていたようだ。実際にヒノキを使うとまさにロウソクの火のようなきれいな形をつくって燃え続けるような感じがする。キャンプシーズン、木こりのロウソクを体験してみてはいかがでしょうか。夏へのエネルギーを蓄えてください。火の始末はお忘れなく。エネルギーも逃げてしまいます。

 

イメージ 著者紹介
著者:岩崎秀明
株式会社メトスが誇る、炎の伝道士。
豊富な知識とこだわりを持って、暖炉および薪ストーブの普及に励んでいる。

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