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暖炉・薪ストーブコラム『炎の伝道士、かく語りき』

第18回:台所は幸せな場所

イラスト食事の用意をするために馬を走らせ奔走しながら食材を集めることを馳走といい、走り回って用意していただいたお礼として「ご馳走様(ごちそうさま)」ということばが生まれたそうである。高級な食材を使った豪華な料理でなくても、相手を思い、心をこめてつくった料理はご馳走である。

江戸の長屋の標準的な間取りは九尺二間(約9.7㎡)四畳半と台所といったところである。当時の男女の人口比率は5:1で圧倒的に男性が多く、小さな長屋住まいで妻をめとることなど至難の業。やっとの思いで嫁いできてくれた女房は自慢の種であり、カマドに火をつけ朝餉(あさげ)をつくり、「旦那さま」といって差し出してくれた料理は、まさにご馳走、この上もない幸せを感じ仕事にも身が入り、一家の大黒柱となった気分になり、心から「ご馳走様」といえたにちがいない。そこで生まれた川柳が「九尺二間にすぎたるものは紅のついたる火吹き竹」当時の風景がうかがえる幸せそうな川柳である。

火と水は幸せの象徴であるともいわれている。サンスクリット語に「アルガ」という言葉がある。漢字で「閼加(あか)」と書かれ、仏前に供える浄水で穢れ(けがれ)がない、幸せという意味がある。日本では、夜が明ける、明るいに通じることから「赤」の文字が当てられ、炎や太陽をイメージするものとなった。西洋では「aqua(アクア)」となり、水を意味する言葉となっている。火と水のある台所はまさに幸せを生む場所なのである。

時代は現代、ある大学で「専業主婦になりたい人は?」という質問に手を挙げた女子学生は約半数。また「妻に専業主婦になってほしい人は?」という質問に対し手を挙げた男子学生はなんとゼロだったそうである。自分の収入だけでは、結婚できない。子供ができたら養うことができるのか。と心配ばかりの台所事情である。

最近のサラリーマン川柳「ご飯いる? 家にいるのに メール来る」
台所はキッチンと呼ばれ、電子音とともに料理はあっという間にできあがり、会話もメールが中心で心から「ご馳走様」とは言えなくなってきている。「こんなもの食えるか!」と心のなかで叫んではみるものの、台所事情は火の車。声には出せずにメールは炎上。小さなことは水に流し、暖炉、薪ストーブの穏やかな炎を眺め、家族揃って幸せを感じてもらいたい。

イメージ 著者紹介
著者:岩崎秀明
株式会社メトスが誇る、炎の伝道士。
豊富な知識とこだわりを持って、暖炉および薪ストーブの普及に励んでいる。

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